MARTH コラム Q & A 自らはいつも万物全体であり、部分の私などいないという気づき
2020年4月7日
Q:MARTHさん、質問です…。
MARTHさんは、光と闇についてどう思われますか。
真の一体性とは、本当の自分は、万物全体であるという気づきに、他なりません…。
万物全体の中に、また万人全体が自分である、という気づき、という、愛の立ち位置に他なりません…。
そこから生きるときには、人はあらゆる分離や、そこから生まれる闘争、比較、自己拡大、自己の恐れ、自我の恐れ、あらゆるものから解放され、全体となって至福として生きることが可能なのです…。
MARTH:
そのどちらでもなく、万物全体として愛で生きたいと願います。闇も光もすべてを含む、ありとあらゆるものを、善へと導く、愛へと導きたい。そうありたいと願うのです。
一体性・愛しさ・至福にあらゆるもの、あらゆるところが、あらゆる部分が、あらゆる人が、あらゆる生命が、そのように一体性を持った愛で機能してほしいと、真に願います…。
もし、どこかの全体の一部に所属すると、それは部分になってしまい、苦しくなってしまいます…。
皆さんにわかってほしいのは、真に幸せになる。至福で生きる。安心する。安らぐといったあらゆるものは本当の自己、真の自己、真我と呼ぶ万物のすべてであるという本質にあります。本質は、愛です。一体性、万物との一体性です。
ちょっと例にあげてみましょう…。
たとえば、私たちの肉体の中の細胞が独立したと信じ、自分だと思ったら、あっち側はこうだ、この部分、心臓はこうだ、というように自分は腕の細胞だから、独立しているから、他のことは関係ないというように捉えてしまうでしょう。
本当はつながっていて、一体なのですが、そう思えなくなってしまいます。それは、言葉による名称付けと、便利なために生まれた五感の影響もあることでしょう。それでも、分離は事実ではないのです。
ですから、愛へ還り、腕の細胞さんも、自我を終焉させて、一体に戻ると本来万物が持っていた一体の幸せが、至福が出てきます。そのときには、身体全体が自分となります。
悪いところ、良きところ、いろいろあるでしょう。
でも全部が美しく健康に、幸せになってくれることを、願います。そのために、尽力もすることでしょう。
人の闇が生まれるのは、闇がすべてが自らであるといった、万物性を見失い、他があると信じ、その誤解からそれと戦い、恨み、憎んだゆえにあるもので、苦しみはその自浄作用であるのです。自らが、万物の本質である愛の現れであることを見失ったときに、生まれるものなのです。
真の一体性とは、本当の自分は、万物全体であるという気づきに、他なりません…。万物全体の中に、また万人全体が自分である、という気づき。という、愛の立ち位置に他なりません…。そこから生きるときには、人はあらゆる分離や、そこから生まれる闘争、比較、自己拡大、自己の恐れ、自我の恐れ、あらゆるものから解放され、全体となって至福として生きることが可能なのです…。
そして、それゆえに、自らはいつも万物全体であり、部分の私など存在しない。部分など存在せず、すべては一体につながっている。部分は観念に過ぎないと気づくのです。部分(自我)は、想念によって、また五感によって、名称付けによって生み出された妄想に過ぎないのだと、いつでも気づきたいのです。なぜなら、いつも至福でいたゆえに、そうするのです…。闇も光も、すべての方たちが愛へと還れるように、MARTHは願っています…。
MARTH
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