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MARTH イザヤからの手紙 遺言 草稿2

2021年10月11日

MARTH描き下ろし アニメーション第3弾イザヤからの手紙 遺言の草稿2が上がってまいりました。ストーリーは、フィクションでありますが、今の時代にお届けしたい内容となっており、いち早くお届けしたいとの思いから公開致します。

“イザヤからの伝言Message
MARTHオンラインアカデミー
「LASTRA Quantum Healing Academy 」

イザヤからの手紙 -イザヤの遺言-


A Letter from Isaiah -Will of Isaiah-


ヘゼキア王「イザ…私たちは道を誤ったのかもしれぬ。おまえたちが言った通り、 すべては一体で、神は愛を望む…ひとつへの気づきを、愛してやまない… この先、私たちはきっと滅びてしまうのだろう…分かたれたものの宿命である…」

イザヤ「賢きヘゼ王よ。 おおせの通りであることでしょう…」

ヘゼキア王「そこでだ。命を救ってくれた最愛の兄弟よ…大切な者に、神の大いなる命を頼みたいのだ。 今日はそのために来てもらった……」

2700年も前のことだ…。 南ユダの城下は、分離(分かたれ)の信念からくる競争、比較、制覇、支配、隷属(れいぞく)、騙し合い、勝ち負けといった、自我の恐れにさいなまれた、あらゆる世界と同じように、悲しき価値観を信じた、苦しみの人々による争いが蔓延していた…

すべてが一体なる神の夢の世界への、間違った誤解のもと、一体のもの同士が殺し合い、籠城(ろうじょう)し、また、城を落とそうとしていた…。 その世界では、勝ち負けが蔓延し、奴隷、 支配、やられてたまるかの苦しい価値観に、人々はさいなまれ、神に見捨てられた……。 それゆえに、バビロニア進軍は続いた…。 ユダの王は、イザヤを呼んだ…。 この世で一番大切な話のために…。

イザヤ「王よ。何をお考えです。遠くを見つめられ…」

ヘゼキア王「イザよ…。殺され、傷つけられ、犯され、皮をはがれることは何よりもつらく、屈辱(くつじょく)的なことである…が…しかし、 それよりも…私が心配していることは、 捕囚となって、奴隷とされ、その隷属(れいぞく)を 我が愛しき民が、恨みとし、憎しみとし、 恐れとし、分かたれを強めたらどうなる…」

ヘゼキア王「ひとつなる愛のこの世界を、分かたれと負ける悔しさで生きる民を想像してみてくれ…それを想うと、泣けてくるのだ…。そうあってはならぬと……。 そのような子どもたちを想像してみてくれ…騙し合い、いじめ合い、猜疑心で自らの命(いのち)を断つ子たちのことを…」

ヘゼキア王「イザよ、イザよ、 私は本当に苦しい…。悔いても悔いても、悔いる想いに終わりはない…」

イザヤ「尊敬する深き友よ…」

ヘゼキア王 「やはりお前の言う通りだった…。 幸せに幕屋で暮らしていた頃の、自分も他もないモーセの教えこそ、本当に正しかったのだろう…」

ヘゼキア王「自分もなく、他もなく、すべてはひとつであり、それゆえ、みずからのもの、所有など一切なく、この世界に他のものというのも一切なく、すべてはエデンのように天から与えられていた… この星すべてを、神は与えられたのだ…」

ヘゼキア王「本当の勇気とは、 本当の強さとは、 トラーにあるように、傷つけられても 傷つけることをしない生き方であり、 それゆえに敵(他)を愛しむ時に 敵はなし…… そのことにつきると今は想うのだ… イザよ、今私は愛しさでいっぱいなのだ…。 滅び、殺されてしまう時であるのに幸せなのだ…。そのことに気づけて…」

イザヤ「王よ、愛しき友よ…」

ヘゼキア王「イザよ…おまえはシッディの達人であるゆえに、そなたの予言通り、この国は滅びるさだめであろう… そこでだ…大切な、何より大切な頼みがあって、今日は来てもらったのだ…」

イザヤ「なんなりと……」

ヘゼキア王「神宝とソロモンの秘宝のすべてを持って、私たちのルーツの地、東へと旅立ってほしい…。レビは神の民だ。お前と同じ、争いには向かぬ。足手まといだ。 みな連れて行ってくれ。イザの一族、ユダの民の多くも連れ、ベニヤの民も、女、子どもたちも…」

ヘゼキア王「東の地へ行ったエリアの一族、ヨナの一族、その他の同胞たちともすでに連絡をとっている…。そして、東の地、サルタ王とも…。 そして、フェニキアのエブス族の同胞にも依頼し、100艘(そう)のタルシュシュも用意してある…。ジーガーンの港に10日後、出港の準備が整うだろう…」

イザヤ「王よ、それは、それはお待ちください。私どもだけをお助けくださることはなりませぬ…王と共にでなければ…」

ヘゼキア王「それは無理だ。それにおまえたちを助けるためではない…。 何よりも大切な神宝と、なにより大切な民のためのソロモン王の遺宝を守って欲しいからである…」

ヘゼキア王 「イザよ、これを王の命である…そう心得(こころえ)よ…。 必ず聞き届けてもらわねばならない…。 愛する兄弟よ…。 東へ 行け……」

イザヤ「わかりました……ずっと…… おそばに……おりたかったです……が…… ご命に………………し…………」

ヘゼキア王「私もずっとそばにいてほしかった…」 イザヤは泣いて言葉にならなかった…。


ヘゼキア王「イザ それから… 抜け出すための地下通路は完成している…。 そこが城外へ気づかれることなく抜けることができ、多くの民を連れ、逃(のが)れてくれ…」

イザヤ「ハ・ハ・ァ…」

イザヤは、ヘゼキア王の命のもと 大切な神宝を持って、東の地 約束の場所へと向かった…。 今から2680年も前のことである…。

ヘゼキア王「イザよ。人のふるさとに誰も踏みにじることのない、誰も踏みにじられることのない世界を創ってほしい…。 真に平和な平安な世界を創られよ…。 それこそが、ユダの王の命とされよ…」

それからのち、城壁をこえる地下通路を抜け、イザヤ一行は港へ向かった…。 バビロニア兵に見つかることなく、イザヤの側近 サチアの指揮のもと、多くの民が共に東へ向かった…。

イザヤ「誰も殺(あや)めてはならない…。 みな聞け。静かに、静かに、港まで行き着いてくれ…。 仮にバビロニアの兵と遭遇(そうぐう)しても、決して殺(あや)めてはならない…。 傷つけずに難を逃れるように。そのために武道はある…。いつのときも、美しき世のため、愛するために…他を、敵を愛する…傷つけない…」

100艘(そう)にもなるエブス(エビス)族の タルシュシュ船に、民は乗り込んだ…。 夜は白みかけ、明けようとしていた…。

イザヤは息子スサに、 愛しき北イスラエルの民、アッシリア捕囚を終えた同胞をまとめ、支え、助け、陸路を行くように命じた…。

イザヤ「心身ともに捕囚で傷ついた民を 大切に導くのだ…良いな…スサ…。 くれぐれもいたわりをもって…。 頼んだぞ、我が子よ…」

タルシュシュ船は、大海原を東へ向かった…。イザは、港に寄港する様々な地で、スサの率いる民の移動を、その地のリーダーたちへ依頼し続けた…。


遠く、海の果てを見つめるイザヤ…。 この神の創られた、すべてが一体の世界の中、分かたれを信じるなら、国も民も不幸となり、滅びてしまう…。 神は愛を望む…。そう胸に強く刻み、和する国を必ず創ると心に深く誓い、イザヤは東へと進路をとった…。

そののち…とうとう東の約束の地へたどりついた…。 その初めの島を、イザは“ヨナ”と名付けた…。 分かたれの不信感で敵を愛することができなくなるようなことがなきよう、自らに伝え続け、そう名付けたのだ…。 ヨナの悔いる後悔を戒めの言葉として…。

この新たな国を和する国にとする 他と見える友を愛し、支え、愛しむ国。 他国を尊び、民を愛する国へと…。 そう心に誓うイザヤだった…。

1艘に80人ほどが乗船し、100艘もの タルシュシュの大船団は、ヨナの島を抜け、 ヤエーの島々に寄港し、またその地を通り、 ナハーへたどり着いた…。

クタカに上陸、しばらく滞在し、のちに ヨロとアマを抜け、 ヤークーでつどった。

しばらく滞在し、そこから各地へ散っていった…。 イザヤ本隊は、最終地、淡路神代へ… そして、その地に都を開いた……。

その当時は、阿波の国と阿波の島は地続きであったが…。 神宝を守るため、剣の山を守るために、 うずのなるとを建設した…。 この地についたイザは、争いにつくづく 傷つき、疲れ果てた民を想い…。神の望む和する愛の国創りを目指した…。

晩年、イザヤは、残してきた愛するヘゼ王と同胞のことを何よりも深く心配し、便りを交わし続け、残してきてしまった彼らの幸せを、深く願い、心から彼らの残された境遇に悔いわびて、つくづく痛みいっていたと、神代の地に残されている…。

今なお、和する国の民が、世界の人々を、 また同胞を助け、守ろうとするのは、 そのイザヤ氏の願いと想いにあるのではないか…。
MARTH


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